ウォーミングアップとしてのストレッチ

ゴルフを行う前にストレッチはしていますか?
このストレッチングには柔軟性を改善させる働きがあります。
そのためエクササイズ前後のウォーニングアップやクーリングダウンにおいても幅広く普及しています。

反動をつけて急激に筋を伸張すると、伸張反射の働きにより結果的には筋を硬くさせる可能性がある。

人間の筋肉の中には、急激に強く引き伸ばされると危険を察知し、それ以上筋肉が伸ばされないように反射的に筋肉を収縮させる生理的作用があります。
これは筋肉の中にある筋紡錘という受容器の働きによるもので、「伸張反射」と呼ばれます。
したがって、反動をつけて急激に筋を伸張すると、伸張反射の働きにより筋は逆に防御反応的に収縮して、結果的には筋を硬くさせる可能性があります。
また、場合によっては急激に筋を伸ばすことによって、筋線維の一部を損傷させてしまう危険性があります。
この伸張反射の性質をうまく理解してストレッチを行っていくことが重要になります。

「静的ストレッチング」と「動的ストレッチング」

「静的ストレッチング」とは、反動や弾みをつけずに、筋をゆっくりと自己の限界付近まで伸ばしていき、その状態を維持する方法によるものです。
最も普及している方法で、安全で簡単であることが特徴です。
運動後の静的ストレッチングでは、筋肉痛の発現を防ぎ、慢性的な筋肉痛にも効果があります。
しかしながら、静的なストレッチングを行うと30秒以上行うと逆にパフォーマンスを低下させてしまうおそれがあるともいわれています。

一方「動的ストレッチング」とは動きの中で行うストレッチングのことです。
動的なストレッチングは、特にウォーミングアップにおいて、動作の円滑化、関節可動域の拡大など運動に対する身体の適応性を高めるうえで効果的です。
ただし、過度に反動をつけたり痛みを我慢しながら行うと伸張反射を誘発し、また筋損傷を起こす危険があるので注意が必要です。

それぞれ、ウォーミングアップとしては20秒程度の静的ストレッチを行い、少し筋を伸ばしてから、動きながら行う動的ストレッチを行うことが効果的かと思います。
間違いなくやらないよりはやったほうがいいもの。どうせなら効果的なやり方で行ってみませんか?

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