フェアウェイキープ率、パーオン率、リカバリー率およびパット数は主に技術的要因の影響が大きいといわれています。
一方で、ドライバーの飛距離は方向性だけでなく、最大飛距離を必要とするために特に体力的要因が重要です。
ドライバーの飛距離とスコアとの間には,有意な負の相関が報告されていますし、PGAではドライバーの飛距離と賞金獲得額との間に有意な正の相関が報告されています。
「ドライバー・イズ・ショウ、パット・イズ・マネー」言われた時代がありましたが、近代ゴルフのコース距離の延長により、ドライバ―の飛距離も重要な要素となっているのです。
体力的要素を鍛える理由
PGA ツアーの報告では、ホールまでの距離が減少するとストローク数が減少することをがわかっています。
実際にPGA帯同していた経験からみても、やはり日本のゴルファーとくらべるとみんな飛ぶ、むしろ飛ばないと戦えないともいえるでしょう。
これは、残りの距離が減少することでロングホールでは2オンが可能になることや、使用クラブの番手が下がることで難易度が低下するからといえるでしょう。
つまり、パフォーマンスレベルに変化がなくドライバーの飛距離が増加すれば、やはりスコアが向上することを示唆しているのです。
当たり前ですが、やはり飛距離のアドバンテージは大いにあるということ。
先に述べたように、最大飛距離は技術要素のほかに体力的要素が不可欠。
だからこそ、ゴルフのために身体を鍛えるということが最近では必要不可欠になってきたのです。
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