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練習によって筋活動パターンは変化するか

コンディショニング

人間は、練習によってある動作・運動を巧みに遂行できるようになります。

ベルンシュタインによれば練習とは、ただ単に運動の正しいやり方を繰り返すことを指しているのではなく、反復によってより完璧なものに近づいた技術を利用して、目的を達成するために繰り返し運動問題の解決を試みる過程が練習であるとされます。

つまり、全く同じことを反復するのではなく、その時点で最適解の反復が必要であるということです。

こうした練習によって、動作や運動は洗練され、より巧みになっていきますが、この背景には、その動作における筋活動パターンの変化などの関与が考えられます。

人は効率的な筋を用いる方法を自然と取る。

カモンとゴームレイは研究から、練習によって全体的な筋活動が減少するか、また、ある筋群からある筋群へと活動のシフトが生じるという仮説を立てました。

このことは、スパローらが行ったローイングを使った研究によっても伺えます。

ローイングの練習による筋活動パターンと代謝について研究したところ、1名を除く全ての被験者で外側広筋と上腕二頭筋の活動は減少し、1名は上腕二頭筋の活動が減少、外側広筋の活動が亢進しました。

つまり、より効率的な筋を用いる方法を自然と取るようになったということです。

これらのことから、全体的な筋活動の減少、いわば省エネとなるか、説得力が弱いまでも、より効率的に動作を遂行するための筋活動パターンへとシフトするかという2つの可能性が浮上しました。

現状ではまだ可能性レベルであり結論づけるにはまだ早計であるため、今後のさらなる研究に期待したいところです。

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