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ゴルフと姿勢連鎖

コンディショニング

ゴルフの姿勢といえばアドレスにあたると思いますが、普段の姿勢が悪い人がアドレスだけいい姿勢にできるわけがありません。

今回はどのような姿勢がいいのか、論理的に考えてみます。

姿勢連鎖は、直立姿勢の際の関節間の位置関係のことです。姿勢連鎖は構造的メカニズムと機能的メカニズムを通じて、ポジショニングや動作に影響を及ぼします。

構造的メカニズムは、静的な骨格の位置づけが隣接した構造に及ぼす影響を表す一方、機能的メカニズムは、付着する筋群により要となる構造(骨盤と肩甲骨)の位置に動的な影響を及ぼします。

構造的連鎖は静的な関節位置に、機能的連鎖は関節周囲の筋活動に、それぞれ影響されます。

骨格構造の位置づけは、隣接する構造に直接影響を及ぼします。

姿勢連鎖が最もよく認められているのは脊柱全体です。

頸椎・胸椎・腰椎の姿勢的位置は、筋骨格系疼痛患者でよく評価されます。

これらの部位の適切な位置づけは、正常かつ安全な動作を促すためのエクササイズ中にも重要視されます。

脊柱はシステムとして相互に連結しているため、ある部位の変化は連鎖反応により、別の部位に影響を及ぼします。不良姿勢は、骨盤位置から頭部位置へ脊柱を通じて生じる連鎖反応です。

不良な座位姿勢は、腰椎の正常な前弯を減少させる骨盤後傾を強めます。

胸椎では反時計回りの歯車が正常な後弯を逆回転させ、また頸椎では反時計回りの歯車を引き起こします。

この最後の歯車は、典型的な不良姿勢である頭部の前方偏位を生じさせています。

胸郭もまた、胸腰椎の位置に直接影響を与えるため、姿勢評価として重要な骨格構造です。

横隔膜や脊椎深層安定筋が弱化した場合、呼吸の代償として吸気時に胸郭下部を挙上することはよくみられます。

これは、胸腰椎移行部の特定部位の過伸展により分節の不安定性を起こし、機能障害を引き起こします。

繰り返し継続して生じる脊椎上の固定部位に関係する肋骨挙上は、肋椎関節での肋骨の後方回旋と、相対的な肋骨上での脊椎の前方回旋を促します。

これは、胸椎部の分節的な伸展の欠如と後弯増強により、複雑化します。

肋間の軟部組織や筋膜は、胸郭の可動性を制限し、戦略的に必要ではあるが異常姿勢を作り出してしまう可能性を有します。

理想的な姿勢は、呼吸の健全性の維持のために犠牲となります。

胸郭の可動性や姿勢の変化は、その他の部位に異常な姿勢的代償を生じさせます。

不良姿勢を修正する時には、肋椎関節や肋間の軟部組織・筋膜の可動性を修正しなければならず、そうすることによって患者は理想的な脊柱や肋骨の位置を呼吸と脊柱の安定性に働く適切な呼吸トレーニングへと統合することができます。

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