アドレスの姿勢に気をつけることは多いかと思いますが、姿勢の乱れは足にあることが多いのはご存知ですか?
姿勢をただしてくださいと言われると、多くの人は背中を意識して背筋をピンと伸ばそうとすると思います。姿勢と足はどんな意味があるのかと思うかもしれませんが、姿勢を考えるにあたって背中以上に注意を向けないといけないのは足もとです。
足裏がもつからだにとっての役割
もちろん背中、脊柱も大切です。しかし背骨を支える土台となっているのは足なのです。よい姿勢を保つには足の裏が床や地面についていることからはじまります。
足の裏がからだにとっての役割は大きく分けて3つあります。
①立つ、歩くという姿勢や動作の安定性を生む。
②呼吸の安定性を生む。
③脳の働きの安定性を生む。
足の裏が望ましい形でしっかり地面についていると、立ったり歩いたりといった日常生活の動作が自然に行え、脳の働きを安定させたり、呼吸を落ちつかせたりします。それでは、足のチェックポイントです。
①足の指は伸びていますか。
②足の指の間に隙間はあるか。
③足の指と足裏のどこが床についているか。
この3点が基本になります。
姿勢作りのための足のコンディショニングを。
足の指が伸びていないために足の関節にシワがよっていたり、それぞれの指の間に隙間がない、また親指や小指が内側に曲がっている、そのような様子が見えたら足を正しく使えていないと思ったほうがいいです。足裏の接地のポイントとしては、立ったり、座ったりどのような状態の時でも母指球と小指球、かかとの骨の3点が地面にしっかりとついているかです。この3点がしっかりついていなければ、足の裏が様々な動作に対応できません。どんなに体を鍛えても、いずれ行き詰まってしまいます。
足の裏の状態を整えて姿勢を正しスポーツ中のケガを減らしましょう。
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