練習場にはマットの線があり、ボールをティーアップするゴムティーもあって、自分の目が下を向いたままでも目標に対してまっすぐアドレスできる環境がそろっています。
極論をいえば打つ方向を一度も見なくてもマットの向きと平行にアドレスさえできれば、グッドショットが打ててしまうのです。
ところが、コースに出たらそうはいきません。
下を見ても方向を示す線などが何もないから、どこを向いてアドレスすればいいかがわからなくなってしまいます。
「コースに出たらまず飛球線の後方から目標方向を見て、自分の打ちたい方向をはっきり決めましょう。
それから下を見たときも練習場と同じような感覚で目標に対してスクエアにアドレスすること。
そのためには、打ちたい方向の飛球線上に枯れ芝などの目印(スパット)を見つけて、ボールと2点間を結んで、ボールと目標を結ぶターゲットラインを明確にすることが大切です」
自分のイメージしたターゲットラインに対して平行にアドレスすることがコースでもグッドショットを生み出す絶対条件というわけです。
ところが自分では目標に対してスクエアにアドレスしているつもりでも、実際には間違った方向を向いてしまっているケースが大半です。
コースに出ると85%くらいの確率で目標の右を向いてしまうというから驚きです。
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