一般のアマチュアゴルファーに「ゾーン」について尋ねると、一流のプレーヤーだけが辿り着くことができる境地だと思われている節があります。
しかし、ゾーンとは誰でも極限の緊張状態、心理状態の中において、想像以上のポテンシャルを発揮することができる体内現象の1つなのかもしれません。
事実、日本にも「火事場の馬鹿力」などといったことわざもあるくらいですから・・・。
実はゾーンに入る一歩手前の状態は「フロー」と呼ばれています。
フローとはいわゆるプレーに没頭している状態のことです。
フロー状態を作ることができなければ、スムーズにゾーンに突入することはできません。
そこで、まずは脳がプレーに没頭できるフロー状態になるための環境を整えることが大切です。
フロー状態によって、極限までに集中力が高まるとゾーンに突入すると言われています。
また、フローになるためには、トレーニングに自分だけの儀式を取り入れる方法が一番だと考えられています。
例えば、何かをする時に毎日同じ手順を作ります。
朝は必ずコーヒーを飲むといった行動パターンを習慣化してしまうのもフローを作るための大切な動作の1つです。
辛い勉強も1日だけ10時間勉強するよりも、毎日30分勉強した方が集中力が高まります。
また、1脳は物事を始めた直後の最初の15分間はあまり動作していません。
そのため、最初の5分間は無理をしてでも集中力を高める努力をすると、15分以降も集中力を高い状態で維持することができると言われています。
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