ゴルファーのサポートをするうえで大事だと感じるのは選手が「これ、いい感じ」という経験則からくる感覚と、数値やデータなどを用いた科学的知見をうまく融合させ、よりよいコンディションというものを管理していくことだと感じています。昨今、スイングのデータ化が進み、様々な現象が数値化、可視化されるなかで結局のところプレーするのは選手であって、選手が主体となる以上選手の感覚が一番であり、その感覚をうまく管理するためのツールとしての科学的サポートであると感じています。トレーニングもケアもしっかりと選手のコンディションを最高のものにするためにあるべきで、フィジオではその哲学に沿ってサポートを行っています。
様々なアスリートにかかわる機会をいただいてますが、やはり結果がすべてのアスリート。その結果がしっかり出るようにサポートしていくのが我々トレーナーの役目だと思っています。サポートする以上は共に戦く心構えが大事。一緒に結果を出すことを目指し、共に戦ってこそよりよいサポートができると考えています。トレーニングやケアなど、様々な形でサポートできると思いますので、ぜひ一緒に頑張りましょう。
私たちトレーナーにとって、プロアスリートを支えるということは、そのキャリアと人生に深く関わることを意味します。結果がすべての世界で戦う選手に対し、私たちは常に最適な準備と判断ができるよう、専門性と責任を持ってサポートする必要があります。
一流の環境にふさわしいトレーニング、コンディショニング、ケアを提供するのはもちろんのこと、心身両面から選手に寄り添い、ともに勝利を目指す覚悟が欠かせません。ただ「支える」のではなく、選手の目標を自分のこととして受け止め、ともに歩む姿勢が本当の信頼につながると信じています。
競技力の向上、ケガの予防、再発防止、あらゆる局面で貢献できるよう全力を尽くします。厳しい世界を生き抜くアスリートの力になれるよう、ともに挑戦していきましょう。
ゴルフのパフォーマンス向上には技術練習だけでなく身体のトレーニングも重要です。特に体幹の安定性や柔軟性、下半身の筋力はスイングの安定性や飛距離に直結します。また、肩甲骨や股関節の可動域を広げることで、スムーズなスイング動作が可能になります。さらに、持久力やバランス感覚の強化はラウンド後半の集中力維持にも効果的です。ゴルフに特化したトレーニングを取り入れることで、ケガの予防と同時にスコアアップもできるので、ぜひ頑張っていきましょう！