再現性の高い動作習得を。
イメージした通りにボールを打ち出せたら・・・なんて考えますね。イメージ通りのボールが打てる。まさに究極です。しかしながら、イメージしたように身体が動き、イメージした通りにスイングするのは難しいものです。スイングの再現性は言い換えれば身体操作性が高く、自分のカラダを思った通りに動かせるかどうか。
フィジオの動作改善ではまさにこの身体操作性の強化を目的に様々な運動パターンの再構築を行ってスイングの安定化を図ります。
モビリティとスタビリティの再確認と筋出力の強度、タイミングの確認を行っていきます。
股関節でのバランス、回旋能。抗回旋能など基礎的な回旋運動の能力を強化・改善していきます。
スイング動作における重心移動、骨盤回旋運動、反力の使い方など動作スキルを学んでいきます。
先ほども述べたよう大事なのは再現度高くイメージした動きが表現できるか、です。そのためにはまずは自分のカラダを自分が思うように動かすことが可能である必要があります。そしてこの身体操作性のトレーニングはまさにスポーツバイオメカニクスの領域で、科学的にメスを入れてトレーニングすることで飛躍的に伸びる領域になります。
再現性が高くなれば、少しずつその動きに強さを求めていきます。全体のバランス、動作を崩すことなく、出力を高めていく。そのためには質の高いカラダのコントロールが不可欠で、それを可能にするためにまず基礎的なカラダの使い方を学習し、身につけることからトレーニングを行うべきであると考えています。
もちろんボールを打つという練習は必要不可欠ですが、まずはスイング、そしてそのスイングを構築する動作を身につけること。
これができれば自然とボールを打つ時にも適切なスイング動作が可能となり、結果としてパフォーマンスを高めることが可能になります。
まずはスイング動作の確立を目指していきましょう。
自分の動作を確認するうえで素振りはとても意味がある練習です。まずは身体がどう動いているのか、どう動かすとスムーズに動くのかを自分自身で知ることから始めていきます。