今回は体幹部の安定性についてお話させていただきます。

体幹部を安定させるために腹横筋や多裂筋、腰方形筋など単にいくつかの筋を狙って活動させると言うことだけでは、安定性は達成できません。

十分な安定性とは、動く標的であり、姿勢を保持するために必要とされる3次元トルクで絶えず変化するものです。

それに加えて、想定外の負荷に耐える剛性、急速な運動に備えて、損傷によって損なわれる可能性のある関節の自由度においての剛性などを確保することが求められます。

このように、この剛性は筋の熟練したレベルの協調的な同時収縮によって、状況に合うように調整されます。

良質な運動パフォーマンスと損傷回避を目的として、いかなる条件下でも安定性を達成するためには、神経筋コントロールが良好であることが不可欠なのです。

このように安定性トレーニングは、ただある姿勢をキープするだけじゃだめなのです。

特にスイングは体幹を回す、実際は骨盤を回旋するだけで体幹そのものはそんなに捻転しないのですが、捻じるという動作の中で安定性を生み出すのは日々のトレーニングが重要になります。

ぜひ取り組んでいきましょう。

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